つぶらなカオス
~貴方に出会えて僥倖であるッッ~<逆裁サイトの日記でした>
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忘れたりしない
SSSミツナル。
ネット上での親睦をわすれたりしません…!と思って発作的に書いた。
そんなに多くないしね~。
しかしどう再アプローチしていいかよくわからない庚。
初めましてでは全然ないし。何らかの理由で離れてたりした人から
アプローチが来ないって事は、まああんまり接触したくないのかな?みたいな
のもあるかもしれないし。そんなにまめな方じゃないから
日記とかブログとかも読んでたり読んでなかったりするし。
というわけで絶賛手をこまねいて見ている感じです。うは!
大人しくしておきます!
ネット上での親睦をわすれたりしません…!と思って発作的に書いた。
そんなに多くないしね~。
しかしどう再アプローチしていいかよくわからない庚。
初めましてでは全然ないし。何らかの理由で離れてたりした人から
アプローチが来ないって事は、まああんまり接触したくないのかな?みたいな
のもあるかもしれないし。そんなにまめな方じゃないから
日記とかブログとかも読んでたり読んでなかったりするし。
というわけで絶賛手をこまねいて見ている感じです。うは!
大人しくしておきます!
+++++++++++++++++++
「キミがバッジを無くしてからずいぶん経つな」
サラリと傍若無人なセリフを吐いて、御剣は新聞を捲っている。
日曜日の晴れた朝から何でそんな暗い内容なんだよ。
このオトコは会話を始めるまくらを間違え続けている、と思う。
「……何が言いたいのかな、検事局長どのは?」
「ああ、すまない。…子供が大きくなるはずだと思って」
もうすぐ高校生か?と億劫そうに言葉を続ける。この長い年月の間にあった事、
それを思い返しているというよりは、単に新聞に気を取られているのだろう。
「そうだね。平和でいいと思うけど」
「………で、キミは私との約束を忘れているという訳だ。それがキミの平和か」
「やることが沢山あるんだよ。…それに…忘れたりなんかしない」
ぼくはぐっと御剣に近づいて文句を言う。
「大体ここに来たらキミはぐったりソファで寝てるだけだろ。
掃除したりご飯作ったり、家事はぼくじゃないか。それで……」
御剣は顔をそのままぐっと押しだした。
唇を塞がれる。
「ケンカするつもりではなかった。すまない」
「………ずるい」
そのまま後ろに押し倒された。みぬきは手品クラブの後輩と遊びに行っているので
いないから、構わないといえば構わな…いや、朝っぱらからするのもどうだろう。
……ま、いいか。
御剣はぼくの頬を掌で挟むようにして口づける。
「……ヒゲ面のおっさん相手でも、キミはかわらないんだなあ」
「食べ飽きないから主食というのだろう?」
「ぼくは朝ごはんじゃないぞ」
「そのようなモノだ。ちゃんと食べないと私は死んでしまう」
「はいはい」
御剣に好きなようにさせるためにぼくは両手を上にあげて降参した。
ぼくは忘れたりなんかしないよ。
出会った人、失った人、今までのきっかけや些細なことも。
こういう朝も、仲直りできなかった日も。
忘れるなんてもったいないぐらい、一瞬一瞬が輝いているから。
END
「キミがバッジを無くしてからずいぶん経つな」
サラリと傍若無人なセリフを吐いて、御剣は新聞を捲っている。
日曜日の晴れた朝から何でそんな暗い内容なんだよ。
このオトコは会話を始めるまくらを間違え続けている、と思う。
「……何が言いたいのかな、検事局長どのは?」
「ああ、すまない。…子供が大きくなるはずだと思って」
もうすぐ高校生か?と億劫そうに言葉を続ける。この長い年月の間にあった事、
それを思い返しているというよりは、単に新聞に気を取られているのだろう。
「そうだね。平和でいいと思うけど」
「………で、キミは私との約束を忘れているという訳だ。それがキミの平和か」
「やることが沢山あるんだよ。…それに…忘れたりなんかしない」
ぼくはぐっと御剣に近づいて文句を言う。
「大体ここに来たらキミはぐったりソファで寝てるだけだろ。
掃除したりご飯作ったり、家事はぼくじゃないか。それで……」
御剣は顔をそのままぐっと押しだした。
唇を塞がれる。
「ケンカするつもりではなかった。すまない」
「………ずるい」
そのまま後ろに押し倒された。みぬきは手品クラブの後輩と遊びに行っているので
いないから、構わないといえば構わな…いや、朝っぱらからするのもどうだろう。
……ま、いいか。
御剣はぼくの頬を掌で挟むようにして口づける。
「……ヒゲ面のおっさん相手でも、キミはかわらないんだなあ」
「食べ飽きないから主食というのだろう?」
「ぼくは朝ごはんじゃないぞ」
「そのようなモノだ。ちゃんと食べないと私は死んでしまう」
「はいはい」
御剣に好きなようにさせるためにぼくは両手を上にあげて降参した。
ぼくは忘れたりなんかしないよ。
出会った人、失った人、今までのきっかけや些細なことも。
こういう朝も、仲直りできなかった日も。
忘れるなんてもったいないぐらい、一瞬一瞬が輝いているから。
END
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